学校の様子
「全校高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」
11月17日(日)に令和6年度第72回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会(会場:六本木ヒルズ ハリウッドプラザ)が開催され、水越秀明君(3年次)が宮城県代表として参加しました。午前は各都道府県の代表生徒計60名が5グループに分かれて会場別発表会を行い、午後は各グループ上位3名の計15名による全体発表会が行われました。
「定時制高校で学んだこと」という題目で発表に臨んだ水越君は、会場別発表会の上位3名に選ばれ、午後の全体会でも自身の体験と現在の気持ち、今後の決意を力強く話し、聴衆の方々の胸に伝えました。結果、NHK会長賞を受賞し、水越君の思いを高く評価していただいた発表会になりました。おめでとうございます。
「命の大切さを学ぶ教室」
11月13日(水)に「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。本教室は宮城県警察が主催し、犯罪被害者御遺族による講演等を通じ、将来の社会を担う高校生に犯罪を許さないという規範意識の向上を図るとともに、被害者御遺族への配慮や協力に対する意識を醸成することを目的に実施するものです。
当日は、7年前にお子様を交通事故で亡くされた阿部忠明様を講師にお招きし、被害者御遺族の苦悩をありのままにお話しいただきました。事故をきっかけに教師を辞めてしまったこと、加害者の対応に憤りを感じたことや裁判のことなど、思い出すだけでも大変お辛いことを、生徒たちのために切々とお話しいただきました。生徒たちは終始真剣に話を聴き、犯罪防止の意識を高めることができました。
「火災避難訓練」
11月8日(金)に火災避難訓練を実施しました。校舎1階東側の調理室から出火した設定のもと、生徒たちは真剣に訓練に臨んでいました。私語をする生徒もおらず、迅速かつ冷静に行動する姿が見事でした。当日は河北消防署の方々にも参加いただき、講評と職員への指導を頂戴しました。今後の防災に役立てていきたいと思います。
「地域の産業学習会」
「宮城県東部地方振興事務所」様の協力の下、進路学習の一環として11月1日(金)に1年次生対象の「地域の産業学習会」を実施しました。
石巻地域の産業とその構造を理解し、地域に関心を持つとともに自分の進路選択について考えることを目的としたもので、当日は石巻地域の基幹企業である「日京工業株式会社」様と「株式会社エヌエス機器」様を訪問させていただきました。訪問先では、企業の方から丁寧な説明をいただき、生徒たちは業務について興味関心を高め、理解を深めたことで自分の将来について真剣に考えるきっかけにすることができました。ご協力いただきました方々にあらためて御礼申し上げます。
令和6年度いぬわし祭
10月25日(金)に文化祭「いぬわし祭」を開催しました。開会式では今年度のテーマ「LILAC ~青春をつかみとれ~」を提案した生徒へ賞状が贈られました。続いてステージ発表が行われ、生活体験発表会の全国大会に出場する水越秀明君の発表から始まり、各年次、実行委員会それぞれによる企画が催されました。また、展示ブースでは、ゼミ(飯野川校における「総合的な探究の時間」)や部活動の成果物、授業の制作物、全校制作物が展示されました。いずれも生徒たちのアイデアや個性が溢れていて、とても素敵な企画、展示物ばかりでした。また、生徒、教員、そしてご来場いただいた保護者全員が参加できる企画もあり、大いに盛り上がったいぬわし祭でした。
■ステージ発表
○国語科
「定通生徒生活体験発表会県大会 最優秀賞受賞 発表」
○年次発表
1年次「恒例 ビンゴ大会」
2年次「オリジナルムービー」
3年次「のど自慢」
4年次「おもしろ 不思議動画」
○実行委員会「長靴ダーツ大会」
■展示発表
○総合文化部
文芸班「三島由紀夫展」 写真班「各部員の作品展」
○ゼミ
分析するゼミ「紙飛行機、スケッチ」
調べるゼミ「学校敷地に生息する動植物、昆虫」
表現するゼミ「いぬわし祭テーマに関わる漢字の墨書」
○教科
家庭総合「パタパタ絵本の展示」
○全校制作「①青春の1ページ②お勧め曲について生徒と職員からの回答」
芸術鑑賞会
本校では文化行事の一環として、校外学習と芸術鑑賞会を1年おきに実施しています。昨年度は塩釜魚市場とうみの杜水族館を見学する校外学習を実施しました。今年度は芸術鑑賞会の年度となっており、10月23日(水)に石巻在住でイチゴ農家とマジシャンの二刀流で有名な「じゃがりこ」さんによるマジックショーを実施しました。ショーは人体浮遊で始り、スケッチブックからボウリング球が出てくるマジック、人体切断の大がかりなマジック、生徒も参加したカードマジックやロープマジック等を披露していただきました。そして最後には、日本の手品の「和妻」も披露していただきました。演目の間には簡単(???私たちにはとても難しかったのですが・・・)なカードマジックのやり方もレクチャーしていただき、しばしマジシャン気分を味わうこともできました。目の前で繰り広げられるイリュージョン、マジックの不思議さや面白さ、楽しさに生徒も職員も魅了され、あっという間に過ぎた1時間でした。
令和6年度上級学校見学会
進路学習の一環として、10月17日(木)に2年次生対象の上級学校見学会を実施しました。当日は貸切バスに乗車し、午前は石巻専修大学へ、午後は仙台市内に移動し、自分が希望する分野の専門学校をそれぞれ訪問しました。各学校の施設や授業風景の見学、更には学生の方との会話を通して、生徒たちは進学する意義を考え、進路選択の幅を広げることができました。
第72回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表宮城県大会
10月12日(土)に第72回全国高等学校定時制通信制生徒生活体験発表宮城県大会が貞山高校を会場に開催されました。県内の定時制通信制高校に通う15名の生徒が、学校や仕事での体験を通して、自身の悩みや不安、コンプレックスなどを乗り越え、現在そして将来に向かって力強く進んでいる様子を発表しました。本校からは水越秀明君(3年次)が「定時制で学んだこと」と題し、高校での部活動や生徒会活動などを通して、中学校から抱えていた悩みとコンプレックスを克服し、自信と積極性を身に付けたことを発表しました。結果、飯野川校としては2年連続となる最優秀賞を受賞し、11月に六本木ヒルズで開催される全国大会に出場することになりました。おめでとうございます。
「令和6年度 生徒会役員選挙」
9月25日(水)に「令和6年度生徒会役員選挙」が行われ、新生徒会会長と新生徒会副会長が選ばれました。9月9日(月)の告示で始まった今年度の選挙には会長に1名、副会長に2名が立候補しました。演説会及び投票日当日は、全校生徒を前に応援弁士と立候補者それぞれが演説を行い、立候補者の応援と公約などを熱くアピールしていました。投票は会長、副会長とも信任投票となり、見事全員当選しました。これからも生徒会役員を中心に、生徒全員が関わる生徒会活動を実行できるよう頑張って欲しいと願っています。
「令和6年度 保健講話」
9月20日(金)に本校スクールカウンセラーの菅原雪絵先生を講師に招き、「令和6年度保健講話」を開催しました。「ダメな自分でも育てていく」の演題の元、長生きの秘訣(?)から始まり、ストレスについて、原因や解決方法等の講話をいただきました。後半には悩んでいる人とそれを慰める人を演じるロールプレイ学習に取り組み、どのような声がけが効果的なのかを生徒たちは身をもって体験し、学ぶことができたようでした。